単身生活オヤジのつぶやき

50近くなって転職、単身暮らしをしているオヤジの視点で、好きなことを書こうと思う。

私の社会人生活・就活編1

ここで就活と書くのは気恥ずかしい。

何故って、これまでの前史でほぼ察しがつくと思うが、私が就活(とも言えないような内容)をしたのは、ほぼ2〜3ヶ月の期間だけだからだ。

そんな私でも社会人(サラリーマン)になれた要因はいくつかある。

一つ目は、私が社会人になった年は平成元年だが、その年の就職戦線(つまり昭和最後の年)は、今年と同じく超売り手市場だった(と思われる。何故って、私はそのことを推測する以外、実感も物理的数値も手にしていないから)ことだ。以前にも書いたが私の同期でも一人で10以上の会社から内定をもらっていた人がいる。なので、私のように解禁日以降に慌てて就活をしても就職できた。

二つ目は、日本経済がバブルの絶頂期にあったこと。日本の株価は史上最高値をつけたし(その後は落ち続け、いずれ総量規制をきっかけに本格的なバブル崩壊が始まるが)、その当時、その後に続く失われた10年だの20年だの、あるいはデフレ社会、あるいはシルバーエコノミーといった状況は当時の経営者や経済学者やエコノミストといったプロでさえ、想像していなかったのではないか。

三つ目は、これは単なる私の感想だが、その当時の就職活動は今のようにエントリーシートがどうだの、インターンシップがどうだの、といったことはなく、もちろんインターネットもない、つまり今の学生が直面している就活と違って、事態はひどく単純、シンプルだったことだ。個々の学生がやらなければいけないことは、皆同じだった。その当時の人事担当者とかが見たら怒られるかもしれないが、「こいつ使えそうだな」程度の感覚で新卒を採用していたのではないか。

ということで次回は、私の短かった就活に触れる(といって触れるほどの内容はない笑)