単身生活オヤジのつぶやき

50近くなって転職、単身暮らしをしているオヤジの視点で、好きなことを書こうと思う。

床屋と昭和と私-部屋とワイシャツと私

最近、床屋に行くことが多い。といってもカット、シャンプー込みで4000円超といったお店ではなく、2000円前後のいわゆる床屋さん。特に東京の自宅最寄駅の大森にあるお店がお気に入り。昭和が漂う店構え。バックに流れるAMラジオのトーク番組や野球のナイター中継。概ね無口で黙々と仕事に勤しむ中年以降の店員さん。子供のころ、祖父や父に連れられて行った床屋さんの記憶が蘇る。ジャズやボサノバが流れるカットハウスもいい。最近のトレンドや時事問題について流暢に語りながらスマートにカットやシャンプーをこなすヘアスタイリストも結構。でも、やはり私にはヘアトニックやアフターシェーブローションの香りと、雑音の混じるAMラジオのパーソナリティや実況アナウンサーの逆転ホームランを報じる絶叫ボイスが心地よい。専ら1000円カットだったここ数年。ゆったりと流れる床屋の時間が欲しくて倍のコストの床屋に行く。ちょっとした贅沢と至福の時間。プライスレス(笑)